• Abdul Latif Jameel Energy、アルメニア初のプロジェクトで世界的な足跡を拡大
  • この太陽光プロジェクトは、21,400戸の家庭に電力を供給し、1年当たりの温室効果ガスCO2の排出を54,000トン削減
  • メッツ・マスリックの近くの発電所はサッカー競技場150個に匹敵する広さです

Abdul Latif Jameel Energyの一員であるFotowatio Renewable Ventures(FRV)はアルメニアの55MWac太陽光発電プロジェクトを受注し、クリーンエネルギーでアルメニアの21,400以上の家庭に電力を供給します。

同社のグローバルフットプリント(足跡)を拡大して、FRVはArmenia Renewable Resources(アルメニア再生可能資源)およびEnergy Efficiency Fund(エネルギー効率ファンド)による競争入札で受注しました。

このプロジェクトは、1年当たり約54,000トンの温室効果ガスCO2の排出を削減し、アルメニアで約21,400の家庭に供給するのに十分な環境にやさしい電力を発電します。これにより、同国で利用される車の数を23,400台以上減らすのと同じ効果が得られます。

「Masrik-1」太陽光発電プラントは、アルメニアのゲガルクニク州にあるメッツ・マスリックコミュニティで建設される予定です。この工場には約100ヘクタールの敷地面積があり、これは150個のサッカー場を合わせた広さで、2019年の初めに建設を開始し、2020年末に稼働する予定です。建設フェーズの一環として、約300人の雇用が創出されます。

Abdul Latif Jameel Energyの最高経営責任者(CEO)であるRoberto de Diego Arozamenaは次のように述べています。「アルメニアで再生可能エネルギーへの関心が高まっていることで、Abdul Latif Jameel Energyには数多くの機会があります。それにより当社はさらに世界のフットプリントを拡大しますが、またそれは世界中でクリーンエネルギーに適切に重点を置く国が増加していることを示しています。

「サウジアラビアのような国では、国家再生可能エネルギー計画(National Renewable Energy Program)のようなイニシアティブを設定して、そのイニシアティブの下で9.5GWのエネルギーを供給できる太陽光プロジェクトを建設する計画を立てています。世界的には引き続き再生可能エネルギーに大きな可能性があります。」

今年だけで、Abdul Latif Jameel Energyはチリで540 GWhのハイブリッド太陽光・風力発電プロジェクトを受注し、15万戸の家庭に電力を供給するメキシコの太陽光ファームのための融資を確保したと発表しました。そしてヨルダンの最初の小型衛星の打上げを支援していると発表しました。